『浮気なぼくら』 / イエロー・マジック・オーケストラ

今更ですが、やっとYMOの『浮気なぼくら』を入手しました。
これもセールで格安でした。基本的に安い盤しか買ってない気がします(苦笑)。

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当時、YMOを熱心に聴いてらした音楽ファンは、リアルタイムでこのアルバムを聴き始めた瞬間、どんな気持ちになったんでしょうか。『BGM』『テクノデリック』とは180°違うサウンド...しかも1曲目が「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」。
超後追いの自分でもビックリしたくらいです、完全なテクノ歌謡ですもんね。
でも、ここで昨日の聖子さん『Canary』や『ユートピア』を引き合いに出すと、何故かしっくり来る。
要は『テクノデリック』発表後、個々で活躍した3人の集大成に近いものだったのでしょう。
よく考えたら「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」なんて、細野さんが作曲された聖子さんの「天国のキッス」にアレンジがソックリ。『浮気なぼくら』は3人のソロ活動の集大成だったんですね。
こういういきなりの方向転換もYMOが「伝説のバンド」と称される所以かも。

とはいえ、「FOCUS」や「WILD AMBITIONS」 などしっかりと"テクノテクノ"した楽曲も収録。
YMOの懐の深さを感じます。

一番好きになったのは、坂本龍一さんの「ONGAKU/音楽」。
ソフト音響系なサウンドに圧倒されてしまいました。

真面目なテクノ(って言い方もおかしいですが)を聴きたい時は『BGM』『テクノデリック』、ポップで楽しいテクノを聴きたい時は『浮気なぼくら』。今はそんな印象です。
Commented by mangohboy at 2015-10-07 18:15 x
「テクノデリック」の後にすぐコレを受け入れられる人は柔軟性高過ぎでしょう…コレのちょっと後のシングル「過激な淑女」って中森明菜に提供した「禁区」とコンペで落ちた方を自分達でプレイした曲だそうで確かに歌謡曲にかなりシフトした時期だったみたいですね〜♪
Commented by HIKKY at 2015-10-07 20:19 x
「君に胸キュン」は当時化粧品のCMでバンバンTVで流れてたし、TBSの「ザ・ベストテン」や日テレの「歌のトップテン」でチャート・インして、もちろん本人達は番組に出ないけれど、その代わりにあのプロモVもガンガンTVで流れてました。そのちょっと前には坂本龍一と忌野清志郎が化粧して「いけないルージュマジック」(これも化粧品のCMソング)でTVの歌番組に結構出てて、'82〜'83年って、まぁそんな時代だったのでした。今より全然楽しかったけれどね、あの頃。
Commented by ryo_1989 at 2015-10-08 23:09
mangohboyさん、こんばんは!
『テクノデリック』からいきなり「君に、胸キュン。」は衝撃的ですよね(笑)。
後からビデオも観ましたが、細野さんがあんな演技してるなんて...
ただ現在のPerfumeなどに通ずるテクノ歌謡の原型ですよね。
「過激な淑女」なんかモロにそんな感じがします。
Commented by ryo_1989 at 2015-10-08 23:12
HIKKYさん、こんばんは!
あのビデオがTVでバンバン流れていたのが凄すぎる...(笑)。
自分は生まれてなかったので、体感できませんでしたが、華やかな時代だったんでしょうね。「いけないルージュマジック」とか、教授がばっちりメイクしてて、ロックの煌びやかな感じが凄い伝わってきます。当時自分がYMOを聴いていたらそれはワクワクしていたことと思います。
Commented by 実験鼠 at 2015-10-10 10:12 x
ryoさん、おはようございます。YMOからロックを聴き始めたおっさんですw
確かにディスコグラフィー上では、『テクノデリック』の次作がコレになるので、驚くと思います。
ただ、リアルタイムで接していた身としては、さほど驚かなかったというか、3人の歌謡曲への楽曲提供も当時増えていたので、予感はありました。私にとっては嫌な予感でしたがw
そして、予感は的中し、「やはりそうきたか」といった印象でした。
そもそも、人をはぐらかすことが好きな人たちでしたからね。絶対に同じことはやってこないとは思っていました。
結果的に「胸キュン」はYMOにとって唯一のシングルトップ10ヒットになったし、それはそれで良かったのかなと思います。
Commented by ryo_1989 at 2015-10-10 22:49
実験鼠さん、こんばんは!
『テクノデリック』からの変化はまさに驚き以外の何物でもない!...と思いきやリアルタイムではそこまで意外ではなかったのですね。超後追いなので、自分はビックリしてしまいましたが、そここそYMOの魅力ですね。
確かにYMOのシングル、ヒットしたものと云えば「ライディーン」位しか思い浮かばないので「胸キュン」は一般的な代表曲になったことは、3人の煌びやかなキャリアの一部になったんですよねぇ。YMOはまだまだ聴き込みたいです。
by ryo_1989 | 2015-10-06 22:05 | 買ったCD | Comments(6)

1989年(平成元年)生まれの音楽ファンによる音楽感想文集♪


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